2024年3月16日(土)千代田区役所にて筑波大学/立花 敏准教授(当時)を講師に招いて、令和5年度 CES環境講演会『特別区において森林環境贈与税・森林環境税をどう活用するか? -木材利用を含む多面的検討から-』を開催しました。
■講演会概要
脱炭素社会あるいはカーボンニュートラル社会の実現に向けて、持続的な森林管理と木材利用の重要性が国内外で一層認識されるようになり、日本では農山村部での森林整備や木材生産、都市部での木材利用やカーボン・オフセット、森林環境教育・木育等への関心が高まっている。
本講演では、まず森林の有する多面的機能と日本の森林資源を概観し、温室ガス排出量削減とカーボンニュートラルについて森林や木材を取り上げて解説する。その上で、特別区⾧会調査研究機構の令和3年度研究会(特別区における森林環境譲与税の活用~複数区での共同連携の可能性~)の概要を紹介し、演者の調査結果等を交えて特別区において考えられる森林環境譲与税・森林環境税の使途を参加者の皆さんとともに考える。
講演の動画
・『序論』 (7分頃まで)
・『森林の有する多面的機能と日本の森林資源』 (7分頃から42分頃まで)
・『地球温暖化対策とカーボンニュートラル』 (42分頃から50分頃まで)
・『特別区における森林環境贈与税の活用~複数区での共同連携の可能性~』
(50分頃から約1:10分頃まで)
・『23区において考えられる森林環境譲与税の使途』 (1:10分頃から1:28分頃まで)
・『質疑応答』 (1:28分頃から最後まで)