千代田エコシステム(CES)とは
『千代田エコシステム』とは、2008年1月に施行された「千代田区地球
温暖化 対策条例」に基づき定められた、千代田区独自の環境マネジメント
システムです。Chiyoda Eco System の頭文字をとって、CESの略称でも
呼ばれています。
この環境マネジメントシステムとは、権限・責任を持った人(グループ)が、
エコの方針や目標を決め、目標達成のため、組織を適切に指揮・管理する
「仕組み」 のことです。
千代田区に住んでいる人は6万5千人ですが、一方で区内の企業や学校に通勤・通学
してくる人は85万人にものぼります。
区の環境改善のためには、住んでいる人だけではなく、働いたり学んだりしている人の
努力が欠かせません。
そこで、区にかかわる様々な立場の方が参加することができる「3タイプの仕組み」が
必要となります。
具体的には、「環境負荷の少ない資源循環型都市・千代田」の実現や地球温暖化対策
推進を目標に、区民や事業者など多くの人々と、「住み、働く人々が協力し合う環境に
やさしいまち」を作っていくことを目指しています。
千代田エコシステム(CES)への参加のしかたは?
これを推進していくために、其々の立場で、参加や導入できる仕組みがあります。
- ・環境意識の啓発(旧クラスⅠ)
- 千代田区在住の個人、通勤・通学の個人などが対象
日常生活の中で個人単位で取り組む活動で、各種イベント、環境に関する情報紙「エコチヨ」や
イベントへの参加(無料)でエコ意識を高め、生活に取り入れる。 - ・環境配慮宣言(旧クラスⅡ)
- 個人商店(事業主)などが対象
事業活動の中で取り組む活動で、節電やゴミの減量などの関心事項について目標や計画を設定し、
自己点検までを行う。 - ・クラスⅢ
- 事業者や教育機関、団体などが対象
アドバイスを受けながら行動計画などを作成し、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)
しながら(PDCAサイクル)導入し、年に1回、(一社)千代田エコシステム推進協議会の監査員による
監査及び認証委員会による認証を受ける(クラスⅢ:有料)。
(一社)千代田エコシステム推進協議会の役割とは
この『千代田エコシステム(CES)』を、より一層、千代田区内で推進する一翼を担っているのが、
(一社)千代田エコシステム推進協議会です。 私たちは、以下のような業務を行っています。
・千代田エコシステム(CES)にのっとった、監査と認証 クラスⅢ事業
・CES環境活動普及助成制度の実施
・環境イベントの実施、協賛
・CES会員情報誌『ces通信』の発行
※詳しくは、(一社)千代田エコシステム推進協議会についてのページへ