千代田エコシステム 監査・認証 クラスⅢ導入について

千代田エコシステムの監査・認証 クラスⅢの概要

各事業者が構築、運用している環境マネジメントシステムが千代田区独自のCES規格に基づいている
ことを、公平な立場の機関(認証機関)が審査し、認証します。この取り組みをCESでは、クラスⅢと
呼んでいます。
国際規格ISO14001の認証には、お金と時間がかかるのに対し、千代田区が定めたCESは簡易で安価に
運用でき、各事業所が1から独自で企画・運用するより信頼性が高まります。
また、毎年1回、認証機関がその継続性を確認し、更に、組織に合った環境システムへ見直すことで、
よりよい環境配慮行動へつなげることができます。


監査・認証 CESクラスⅢ導入のメリット

監査・認証CESクラスⅢを導入することには、主に6つのメリットがあります。

メリット1 環境意識の向上
CESを導入し、環境目標や目的を達成するためには、あらゆる局面で環境へ配慮する必要があり、組織
の一人ひとりの取組みが不可欠です。CES教育、研修および日常の取組みなどを通じて、環境意識や
モラルの向上を図ることができます。
メリット2 イメージの向上
CESを導入したことを公表したり、取組み結果を環境報告書としてまとめることなどにより、積極的に
環境に配慮している組織であることがアピールでき、社会的地位やイメージの向上が図られるとともに、
ステークホルダーとの良好な関係を維持できます。
また、環境にやさしい事業者として消費者からの支持を得られるなど、ビジネスチャンスにつながることも
期待できます。
メリット3 コスト削減、業務の効率化
省エネ・省資源や廃棄物の削減など環境関連の管理をCESで行うことにより、環境負荷の低減に加えて、
エネルギーコストや処理コストなど、全体的なコストの削減につながります。
また、環境の視点での業務の見直しにより、業務の効率化と、新たなコスト削減につながります。
メリット4 千代田区商工融資あっせん制度の利子補給が受けられます
千代田区商工融資あっせん制度とは、金融機関から融資を受けにくい中小企業の方々を対象に、千代田区と関係金融機関の協調により融資あっせんする制度です。 CESを導入し認証を受けると、借入金に対する区の利子補給があります。
千代田区商工融資あっせん制度(外部のHPへ飛びます)
メリット5 千代田区低炭素建築物助成制度を受けられます
千代田区で、新築建物を建てる際に、環境付加価値の高い低炭素建物を建築する際の建築費用の一部助成が受けられます。
条件:延床面積300m2以上~5000m2以下の新築で、省エネ基準より35%一次エネルギー使用量を削減してる計画
助成金:CO2削減量1tあたり50万円(上限2,000万円)

千代田区低炭素建築物助成制度(外部のHPへ飛びます)

メリット6 『千代田区施工能力・地域貢献等審査型総合評価方式』により加点されます
契約案件の入札時に、環境への配慮により加点されます。

CESクラスⅢ・認証取得組織の紹介

組 織 名             業   種            所 在 地        取組事例ほか

三幸株式会社 本社             総合ビル管理業             千代田区神田駿河台     ①CSR情報   ②インタビュー

株式会社大同            ゴルフ場経営          千代田区永田町     ①環境方針     ②インタビュー

株式会社ジャパックス            プラスティック製品製造    千代田区東神田     ①取り組み   ②インタビュー

株式会社久保工       総合建設業               千代田区神田美土代町     ①環境方針   ②インタビュー

千代田区立障害者福祉センター  福祉サービス           千代田区神田駿河台     

千代田区立内幸町ホール   多目的ホール運営       千代田区内幸町       ①環境方針  ②指定管理者

社会福祉法人 千代田区社会福祉協議会 福祉サービス 千代田区九段南    ①環境方針

千代田区          東京都・特別区        千代田区九段南  ①環境配慮方針       ②温暖化対策                                                                                                                                                                                                                                 (2024年3月31日現在)

監査・認証CESクラスⅢの導入の流れ

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1. CES活動に取り組むことを決め、参加申込を行います。
2. 指導助言を受け、活動方針や活動目標を策定し、PDCAサイクルによる継続的改善を行います。
3. 1年経過後に、年度実績の報告書を作成し、監査を受けます。
4. 認証事業所の推薦を受け、CES認証委員会の決定により認証書の交付を受けます。


監査・認証クラスⅢ ガイド・様式集


監査・認証クラスⅢ価格体系

監査

監査料    (標準) 40,000円/回(180分)
監査料(大口割引*) 20,000円/回(180分)

・監査は原則として年1回実施します。
*大口割引:主事業所に所属する15以上の組織が監査対象となる場合に適用となります。

指導助言

導入時基本料金 60,000円(180分×3コマ)
指導助言の具体的内容
第1回 クラスⅢ導入の流れ説明、各種帳票作成指導(180分)
第2回 運用状況の確認、CES活動報告書作成指導(180分)
第3回 CES活動報告書確認(180分)
任意オプション** 20,000円/回(180分)

**導入時指導助言(基本料金分・全3回)のほかに、別途 指導助言が必要な場合、1回ごとにこちらの指導助言料がかかります。
※指導助言料の大口割引はございません。

当協議会は免税事業者に該当するため、消費税は頂いておりません。
詳しくは、(一社)千代田エコシステム推進協議会事務局までお問い合わせください。

一般社団法人 千代田エコシステム推進協議会
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1(千代田区役所5階)
電話 : 03-5211-5085
FAX : 03-3221-3405
E-mail : info@chiyoda-ces.jp